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明らかな身体症状があるにもかかわらず、通常の医学的な検査では原因が分からないような症状を呈する精神的な病気で、社会生活などに支障をきたすものを言います。 身体化障害、転換性障害、心気症、疼痛性障害などが含まれます。
頭痛、腹部、背中・間接などの痛み、 吐き気や下痢などの胃腸症状が身体疾患またはその他の原因で説明がつかない場合。症状は数年間持続し、日常や仕事や支障をきたしている場合。
運動障害、麻痺、食べ物が飲込みにくい、失声や、感覚の異常(痛感の無さ、複視、幻視)や、痙攣(けいれん)などが起こり、それらは心理的要因が関与して、症状が引き起こされる状態。
自分が重大な病気にかかっているのではないかという恐怖、実際には検査等としても正常にも関わらず、その恐怖や不安が、少なくとも半年以上持続する状態。
1つ以上の場所に疼痛がいつも感じられ、内科的にも外科的にも異常はなく、ストレスが関係していると認められるものを疼痛性障害と呼びます。 男性よりも女性のほうが約2倍と多く、ピークは40~50代です。
身体表現性障害は、身体感覚に敏感で悲観的で繊細な方がなりやすいと言われています。 また、心身の過労(親の介護疲れや過度の残業など)や、身辺の環境変化(職場異動や引越、近親者との死別など)が誘因となりますが、それらがストレス要因になっていることを認識しにくく、自分の感情などを言葉にできない方の場合に身体症状としてあらわれることがあるとも言われています。
治療としては、ストレスの原因となる職場や家庭などの環境調整や、どんな問題を抱え不安感や抑うつ感に苦しんでいるかに留意しながら、対処法を見つけ、薬物療法(抗不安薬や抗うつ薬、睡眠薬など)も併用します。